私が不動産の売却をした理由

住宅ローン返済前に父が他界

住宅ローン返済前に父が他界業者に不動産の売却を依頼苦戦したものの、最終的には売れた

県内とはいえ、転勤が多い仕事の夫と結婚した私は、いつも転勤先へついていくつもりでしたから、特にマイホームの一戸建て住宅が欲しいと思っていませんでした。
しかし、3箇所目の転勤先で、3人目の子供が生まれると、いつまでも借家暮らしではやっていけないと、夫は考えたようです。
でも、自分の両親がマイホームを持つために、住宅ローンでお金の苦労をしているのを見るにつけ、一生賃貸住宅でも構わないと私自身は考えていました。
そこで、夫がマイホームを建てる場所として気に入った団地を見つけたといっても、不動産の購入には乗り気になれなかったのです。
ところが、夫がマイホームの取得に積極的であったため、むげに出来ず、申し込みの抽選に当たってしまったこともあって、結局、無理して全財産をつぎ込み、住宅ローンも目一杯借りて、購入することになりました。
目一杯といっても、もともと極端に高額な不動産ではありませんでしたから、そのまま夫が順調に働き続けてくれれば、定年前には住宅ローンの返済も終了する予定でしたし、途中で金利の安い受託ローンの借り換えなどもおこなうことができました。
ところが、そこに11年ほど住み続けていたころ、私の実家の父が亡くなってしまいました。

不動産投資をやめて売却を実行した理由

将来的に役立つ大きな資産を手に入れられるから始めたのが不動産投資であり、比較的規模が大きい中古マンションを購入して経営をしていました。
会社に勤めていたので軽絵を全て一人で行うのは難しかったので、業務委託をして基本的には運用を業者に任せていましたが、
まだ投資ローンが残っている状態で売却することを決めました。
ローンを完済して大きな資産にしつつ、老後の資金源として活用するつもりだったのですが、それが難しいとわかったのが理由です。

購入した時点で築16年のマンションだったのがこの決断をした理由です。
30年間のローンを組んで60歳になるまでにはローンを完済してしまうつもりでしたが、
その時点で築46年になってしまってもう稼げないどころか売却できないマンションになってしまっている可能性が高いと知りました。
不動産投資を始めたときには業者の話に乗ってしまって、確かに老後になってもずっと家賃で稼ぐことができると納得していたのです。
しかし、そのときはまだ知識がほとんどなくてマンションが老朽化していって使えなくなってしまうことを想定していませんでした。
いつまでも長く使えるものだという誤解をしていたのです。
日本のマンションの場合にはせいぜい50年前後が寿命と知って、老後になったらもう建て替えが必要になる可能性が高いとわかり、
このまま投資を続けるのは賢明ではないと判断しました。

自分と同じように業者からの話を受けて不動産投資を始めようと考える人はいるはずであり、すぐに売却を始めてしまえば買ってくれる人もいるだろうと考えました。
既に10年も運用してきたので家賃収入も十分に手に入り、ローンも繰上げて返済してしまえる程度の資金を持っていたのも売却を決断した理由です。
業務委託費用が比較的安かった割に運用がうまくできていてほぼ満室を維持できたのは幸いだったでしょう。
マンションを売ろうと考えたときにも空室はほとんどなかったので、次のオーナーにとっても魅力的だろうと考えました。
ただ、懸念になったのは入居者がいる状態で売却を行えるかどうかでした。
もし全ての人に退去してもらわなければならないとなると莫大な費用がかかってしまい、下手をすると裁判にまで持ち込まなければならないという心配がありました。
そこで、業者に相談してみたところ、居住者と買主が納得すればオーナーの変更で手続きを進めることができるという話を得られたのです。
そこで、それを前提条件とした買主の募集を行ってもらうことにして媒介契約をしました。

販売価格についてはその業者から査定を受けて決定してもらいましたが、住んでいる人が多いというメリットがあるので一割程度の金額を上乗せしての販売から開始しました。
当面は経営していても構わないので売りを急ぐ必要はなく、もう少し高値から始めても良いかとも考えたほどです。
しかし、それで古くなってしまうと元も子もなくなってしまうので、この時点でできるだけ早く不動産投資をやめようと決めました。
買主が搭乗するまでには三ヶ月近くかかりましたが、いかにも魅力的な物件だという印象を持っている買主が来てくれたので販売価格でそのまま買ってもらうことができました。
その後、居住者に対してオーナー変更の通知を経営をしてもらっていた業者から通知してもらい、特に問題が起こることなく引き渡しを経て売却を終えることができました。

不動産投資は魅力があるのは確かですが、もっと先まで考えてマンションを選ぶ必要があったでしょう。
もし新築を購入していたら売ろうとしなかったに違いありません。
老後まで運用できないリスクがあったのが売る結論に足した理由でした。